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森林認証制度 しんりんにんしょうせいど forest certification

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知恵蔵2015の解説

森林認証制度

「持続可能な森林経営」の基準に基づいて森林管理と生産が行われているかどうかを審査・認証する制度。認証は、10の原則と56の基準に基づいて実施。認証を取得するとラベルを表示することができる。森林認証機関としては、FSC(森林管理協議会=本部ドイツ)、米国林業・紙パ協会、PEFC(欧州森林認証組織)が有名。このうち最も動きの早いFSCの場合、「森林管理」と「生産・流通・加工(CoC認証)」の2種類の認証がある。2006年6月現在、森林管理認証は世界72カ国836カ所・約7646万ha、日本24カ所・約27万ha、CoC認証は世界で4万4929件、日本で336件と、いずれも着実に伸びている。

(池上甲一 近畿大学農学部教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

森林認証制度

適切に管理された森林を第三者機関が認める制度で、産出材を分別管理できる流通加工業者も認定。家具、紙などの製品にマークをつけて消費者にアピールできる。国際版は、熱帯林の違法伐採防止などを目的に環境保護団体を中心に93年設立された森林管理協議会(本部ドイツ、FSC=ForestStewardshipCouncil)が草分けで、認証林面積は世界77カ国で約9千万ヘクタール日本の森林は00年から受け始め、24カ所に計約27万6千ヘクタール。日本版は、国内の林業や木材の流通加工業者などによる「緑の循環」認証会議(SGEC〈エスジェック〉=SustainableGreenEcosystemCouncil、マークは写真)によって03年にスタート。その認証面積は国内4大「山持ち会社」の王子製紙日本製紙三井物産住友林業の参加で06年に国際版を抜き、44件計39万7千ヘクタール。流通加工業者認定は77件。認証を得るのに英訳作業が不要で費用が安く、管理計画の有無など7基準を満たせばいいので、認証を取得しやすいとされる。

(2007-08-06 朝日新聞 朝刊 1経済)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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百科事典マイペディアの解説

森林認証制度【しんりんにんしょうせいど】

環境,社会,経済のいずれの視点から見ても持続可能な森林管理を行っている経営体を認証する制度。独立した第三者機関が,一定の原則と基準に照らして評価・認証する。世界的な森林減少・劣化と,グリーン・コンシューマリズムの高まりを背景に生まれた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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