棲息(読み)せいそく

精選版 日本国語大辞典 「棲息」の意味・読み・例文・類語

せい‐そく【棲息・栖息】

  1. 〘 名詞 〙 ある場所に住んで生活すること。生息
    1. [初出の実例]「棲息若容三四日、遂生何必入懐仁」(出典菅家文草(900頃)二・春日於相国客亭、見鴎鳥戯前池、有感)
    2. 「此社会と名づくる一大群団を為して其中に棲息(セイソク)し」(出典:国会論(1888)〈中江兆民〉)
    3. [その他の文献]〔史記‐司馬相如伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「棲息」の読み・字形・画数・意味

【棲息】せいそく

すむ。隠れすむ。唐・応物〔裴処士に答ふ〕詩 民、舍を愛す 犢(とく)に乘りて山に入る~況(いは)んや子は群の士 棲息す、

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