植木学校跡(読み)うえきがつこうあと

日本歴史地名大系 「植木学校跡」の解説

植木学校跡
うえきがつこうあと

[現在地名]植木町植木

植木の中心部、山鹿やまが―熊本、大津おおづ(菊池郡大津町)玉名たまな両大道が交差する通称広町ひろまちとよばれる東側にある。明治八年(一八七五)四月二六日、宮崎八郎・有馬源内・広田尚らが中心となって開校した県内最初の民権派の変則中学校で、植木中学校ともいった。正称は植木が第五大区内にあったところから熊本県第五番中学校と命名された。旧山本やまもと郡正院手永会所跡を改造して校舎とした。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android