植田宿(読み)うえだしゆく

日本歴史地名大系 「植田宿」の解説

植田宿
うえだしゆく

[現在地名]いわき市植田町中央・植田町本町

浜街道宿駅で、南からさめ川を渡ると磐城平藩の植田番所があり、入口に柵が設けられていた。西側に番所の建物があり、直行すると八幡神社、丁字路を右へ入ると宿場で、浜街道を挟んだ典型的な街村である(天明三年「鮫川河口漁業絵図」岡田家蔵)。年不詳の植田村明細帳(内藤家文書)によれば、宿の町並は七町三八間余、関田せきた村より一里、初田はつた村へ一里二八町で、家数一五九・人数七四二、馬三二とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android