デジタル大辞泉 「椎骨動脈」の意味・読み・例文・類語 ついこつ‐どうみゃく【椎骨動脈】 左右の鎖骨下動脈から分岐し、頸椎の左右にある横突孔を通って上行し、頭蓋内に入る動脈。後頭部で合流して1本の脳底動脈となる。小脳や脳幹部に酸素・栄養を供給する。VA(vertebral artery)。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「椎骨動脈」の意味・わかりやすい解説 椎骨動脈ついこつどうみゃくvertebral artery 内頸動脈とともに脳に血液を送る動脈の一つ。左右1対あり,それぞれ鎖骨下動脈から分枝し,頸椎の横突孔を通って上行し,大後頭孔から頭蓋内へ入って橋の後縁で左右の椎骨動脈が合流して,脳底動脈となる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の椎骨動脈の言及 【脳】より …ヒトの脳を栄養する動脈には二つの系統がある。一つは内頸動脈であり,他の一つは椎骨動脈である。これら二つの系統の動脈は,頭蓋腔に入ると脳底で互いに連絡吻合(ふんごう)して動脈輪(ウィリス動脈輪circle of Willis)を形成する。… ※「椎骨動脈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by