椙山正雄(読み)スギヤマ マサオ

20世紀日本人名事典 「椙山正雄」の解説

椙山 正雄
スギヤマ マサオ

昭和期の発生学者 椙山女学園大学名誉教授;名古屋大学名誉教授。



生年
明治41(1908)年11月11日

没年
平成5(1993)年9月14日

出生地
愛知県名古屋市

学歴〔年〕
東京帝国大学理学部動物学科〔昭和6年〕卒,東京帝国大学大学院動物発生学専攻〔昭和11年〕博士課程修了

学位〔年〕
理学博士(東京帝国大学)〔昭和13年〕

主な受賞名〔年〕
日本動物学会賞〔昭和32年〕「ウニ卵の受精生理の研究」,勲三等旭日中綬章〔昭和55年〕

経歴
昭和17年名古屋帝国大学助教授、25年同大理学部臨海実験所長、37年名古屋大学教授。47年椙山女学園大学教授、59年退職。53〜56年日本学術会議会員。ウニ卵の受精生理の研究で知られ、著書に「受精」「受精より発生へ」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「椙山正雄」の解説

椙山正雄 すぎやま-まさお

1908-1993 昭和時代の生物学者。
明治41年11月11日生まれ。昭和17年名古屋帝大助教授,25年名大理学部臨海実験所長,37年教授。47年椙山女学園大教授。ウニ卵の受精生理を研究,発生生物学発展に貢献した。平成5年9月14日死去。84歳。愛知県出身。東京帝大卒。著作に「受精生理学」「受精より発生へ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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