共同通信ニュース用語解説 「検査数値改ざん事件」の解説
検査数値改ざん事件
JR北海道が、レール幅の異常な広がりなどを示す検査数値を書き換えて国に提出した事件。2013年9月の函館線大沼駅での貨物列車脱線事故で異常放置や改ざんが発覚、同社は44の保線部署のうち33部署で改ざんを確認し、75人を処分した。国土交通省や運輸安全委員会が告発し、検察当局は16年2月、事故調査に対し虚偽の検査数値を提出したとして、鉄道事業法違反罪などで当時の本社工務部副部長ら3人を在宅起訴した。同罪などで略式起訴された現場社員13人は罰金30万~20万円の略式命令が確定した。
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