椿庭(読み)チンテイ

デジタル大辞泉 「椿庭」の意味・読み・例文・類語

ちん‐てい【×椿庭】

父のこと。→椿堂

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「椿庭」の意味・読み・例文・類語

ちん‐てい【椿庭】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「椿」は「荘子‐逍遙遊」に「上古有大椿者、以八千歳春、八千歳為秋」とあって、長寿の木とされているところから、父の寿を祝い、椿になぞらえていう ) 父のこと。椿堂。
    1. [初出の実例]「到県未旬日、椿庭(チンテイ)疾深」(出典御伽草子二十四孝(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「椿庭」の読み・字形・画数・意味

【椿庭】ちんてい

父。

字通「椿」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android