デジタル大辞泉 「椿堂」の意味・読み・例文・類語 ちん‐どう〔‐ダウ〕【×椿堂】 《椿つばきは長寿の木であるところから》父の部屋。また、父のこと。椿庭。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「椿堂」の意味・読み・例文・類語 ちん‐どう‥ダウ【椿堂】 〘 名詞 〙 父の部屋。転じて、父のこと。椿庭。→萱堂(けんどう)。〔袁桷‐賦題〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本歴史地名大系 「椿堂」の解説 椿堂つばきどう 滋賀県:大津市北部地域延暦寺西塔南谷椿堂[現在地名]大津市坂本本町西塔南谷、にない堂の南に位置する。谷の本堂。聖徳太子が比叡山に登った時つねに護持していた観音像を安置して建てられたのが始まりといわれ、堂の傍らに杖として使った椿の枝をさしておいたところ、その椿が芽を出して大きく育ったという因縁から椿堂とよばれるようになったという。本尊についても、聖徳太子がかつて捧持していた如意輪観音像三体の一つを安置したと伝える。ただし当堂の如意輪像はわずか三寸であったから、のち別に二尺一寸の千手千眼観音の木像を造り、その中に胎内仏として三寸の金像を埋込んで祀ったのが当堂の本尊だとも記録される(西塔堂舎并各坊世譜)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by