楓林(読み)ふうりん

精選版 日本国語大辞典 「楓林」の意味・読み・例文・類語

ふう‐りん【楓林】

  1. 〘 名詞 〙(かえで)の林。
    1. [初出の実例]「楓林初葉釣家香」(出典:文華秀麗集(818)上・江楼春望〈小野岑守〉)
    2. [その他の文献]〔杜牧‐山行詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「楓林」の読み・字形・画数・意味

【楓林】ふうりん

楓樹の林。唐・杜牧〔山行〕詩 車を停(とど)めて坐(そぞ)ろに愛す、楓林の 霜は二よりも紅なり

字通「楓」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android