デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楠木正成妻」の解説 楠木正成妻 くすのき-まさしげの-つま ?-? 南北朝時代の女性。建武(けんむ)3=延元元年(1336)摂津湊川(兵庫県)で敗死した夫の首がとどけられた際,子の正行(まさつら)が後を追って自刃しようとしたところ,天皇への忠節と父への孝行を説き,夫の遺志をつがせたという。「太平記」にその逸話がみえるが,史実は不明である。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例