楢崎多吉郎(読み)ならざき たきちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楢崎多吉郎」の解説

楢崎多吉郎 ならざき-たきちろう

1754-1826 江戸時代中期-後期の製紙家。
宝暦4年生まれ。明和年間,生地の筑前(ちくぜん)怡土郡(いとぐん)吉井村(福岡県糸島郡二丈町)で製紙業をはじめる。天保(てんぽう)年間には農民副業としてさかんになり,耕地にとぼしい同村の特産品として吉井紙の名で知られた。文政9年9月14日死去。73歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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