楯奉仕(読み)たてほうし(その他表記)scutage

翻訳|scutage

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「楯奉仕」の意味・わかりやすい解説

楯奉仕
たてほうし
scutage

「楯」のラテン語の scutumに由来する。一般には楯金 shield moneyと呼ばれる。封建法上,騎士が領主に対して負っている軍事的役務に代えてなす金銭の支払い。領主は臣下から遠征に際しての役務の代りに一定額の金銭 (もしくは他のなんらかの価値あるもの,しばしば1頭の馬であった) を受領することができた。この制度は 12~13世紀のヨーロッパにおいて貨幣経済が拡大するに伴い,急速に広く行われるようになったが,14世紀にはすたれた。

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