… そもそもうろこの起源は最古の脊椎動物である古生代初期の甲皮類の甲羅(外骨格)にまでたどることができる(図)。甲皮類の多くは,象牙質からなる歯状突起をそなえた骨質板でつくられた甲羅をもっていて,なかでも腔鱗類は現在のサメ類の楯鱗(じゆんりん)に似た歯状突起だけで体を覆われていた。軟骨魚類の楯鱗は,皮歯ともいわれ,発生上も構造上も歯と相同で,あご上の楯鱗が発達して歯が形成されたと考えられる。…
…骨格系が軟骨でできているのが特徴である。うろこは小さな楯鱗(じゆんりん)で,うろこが変化してできた歯をもっている。軟骨魚綱は大きく板鰓(ばんさい)亜綱(板鰓類)と全頭亜綱(全頭類)に分けられる。…
※「楯鱗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新