極出(読み)きめだし

精選版 日本国語大辞典 「極出」の意味・読み・例文・類語

きめ‐だし【極出】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 相撲のきまり手の一つ。相手の差し手をかんぬき、片かんぬき、なた、泉川などにきめて、土俵外に押し出すわざ。〔相撲講話(1919)〕
  3. 浮世絵板画の技法の一つ。墨線の部分をへこませ、色の部分を盛り上げなどして、人物肉体のふっくらとした感じを浮き出すようにしたもの。肉ずり。極出錦絵。〔黄表紙・御存商売物(1782)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む