極軌道衛星(読み)きょくきどうえいせい

百科事典マイペディア 「極軌道衛星」の意味・わかりやすい解説

極軌道衛星【きょくきどうえいせい】

軌道傾斜角が80°から100°くらいにある衛星を一般に極軌道衛星という。地球のほぼ全体をカバーする観測のためには極軌道衛星が必要で,多くの衛星が極軌道衛星である。極軌道衛星の高度が低ければ寿命が短くなるが,観測の解像度が良くなる。
→関連項目NOAA

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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