楽前大夫(読み)がくぜんのたいふ

精選版 日本国語大辞典 「楽前大夫」の意味・読み・例文・類語

がくぜん‐の‐たいふ【楽前大夫】

  1. 〘 名詞 〙 平安時代踏歌(とうか)五節舞(ごせちのまい)など女楽(おんながく)行列先頭に立って舞妓を導く役をつとめる者。ふつう侍従などが任ぜられて、帯剣資格がない者も仮に帯剣する。先行するだけで自分は舞わない。〔九暦‐九条殿記・菊花宴・天暦四年(950)一〇月八日〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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