(読み)ムロ

デジタル大辞泉 「榁」の意味・読み・例文・類語

むろ【×榁/杜松】

植物ネズ古名
「うすにびの紙にて、―の枝につけ給へり」〈かげろふ・中〉
[補説]「榁」は国字

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「榁」の意味・読み・例文・類語

むろ【榁】

〘名〙 植物「ねず(杜松)」の古名。
蜻蛉(974頃)中「いときなき手して、うすにびの紙にて、んろの枝につけたまへり」
[語誌]→「むろのき」の語誌

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「榁」の解説

榁 (ムロ)

植物。ヒノキ科の常緑針葉高木,園芸植物,薬用植物。ネズの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android