杜松(読み)トショウ

デジタル大辞泉の解説

と‐しょう【×杜松】

植物ネズ漢名

ねず【杜松】

ヒノキ科の常緑樹山地の日当たりのよい斜面に生え、高さ約15メートルになる。樹皮は灰色がかった赤褐色で、葉は針状に堅くとがり、3枚ずつつく。雌雄異株で、4月ごろ雄花や雌花がつく。実は球形で熟すと黒紫色になる。庭木盆栽にする。むろのき。ねずみさし。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

としょう【杜松】

植物ネズの漢名。

ねず【杜松】

ヒノキ科の常緑小高木。山地に自生。よく分枝し、老木では小枝が垂れ下がる。葉は針形で質が硬い。雌雄異株。果実は肉質球形で、秋、紫黒色に熟し、杜松実としようじつの名で薬用にする。ネズミサシ。ムロ。ムロノキ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版の解説

杜松 (ネズ・トショウ)

学名:Juniperus rigida
植物。ヒノキ科の常緑針葉高木,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

と‐しょう【杜松】

〘名〙 植物「ねず(杜松)」の漢名。〔造化妙々奇談(1879‐80)〕

ねず【杜松】

〘名〙 ヒノキ科の常緑低木または高木。本州、四国、九州の丘陵などの日当たりのよい所に生え、大きいものは高さ一五メートル、径三〇センチメートルに達する。樹皮は灰赤黒色。葉は針形で横断面は三角形、先は鋭くとがり、小枝の節ごとに三本ずつ輪生する。雌雄異株。春、葉腋に小さな単性花をつける。果実は径一センチメートルたらずの球形で紫黒色に熟し、漢方では松子(としょうし)といい利尿薬に用いる。材は建築・器具・彫刻用。和名は「ねずみさし」の略で、とがった葉が鼠を刺して防ぐということによる。ねずみさし。むろ。むろのき。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

日米安全保障条約

1951年9月8日に対日講和条約と同時に署名された「日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約」Security Treaty between Japan and the United States ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android