概ね(読み)おおむね

精選版 日本国語大辞典 「概ね」の意味・読み・例文・類語

おお‐むねおほ‥【大旨・概】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 物事の最も重要な部分。また、大体の主旨。主たること。
    1. [初出の実例]「三宝は仏(ほとけ)・法(のり)・僧(ほうし)なり。則ち四の生(うまれ)の終の帰(よりどころ)万国の極宗(ヲホムネ)なり」(出典日本書紀(720)推古一二年四月(寛文版訓))
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 おおよそ。だいたい。あらまし
    1. [初出の実例]「其の形(かた)ち大抵(オホムネ)相ひ似たり」(出典:大日経義釈延久承保点(1074)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android