構いて(読み)カマイテ

デジタル大辞泉 「構いて」の意味・読み・例文・類語

かまい‐て〔かまひ‐〕【構いて】

[副]《「かまえて」の音変化》きっと。必ず。決して。
「いま死ぬかよなどとは、――おぼしめすな」〈倉田出家とその弟子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「構いて」の意味・読み・例文・類語

かまい‐てかまひ‥【構て】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「かまえて(構━)」の変化した語 ) =かまえて(構━)
    1. [初出の実例]「この渡りは大事の渡りにて候。かまひて静かに召され候へ」(出典:謡曲・隅田川(1432頃))

構いての語誌

→「かまえて(構━)」の語誌

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む