ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
倉田百三の戯曲。序曲と6幕13場。1917年(大正6)岩波書店刊。親鸞(しんらん)の子善鸞(ぜんらん)は、この世の義理に恋人を奪われ、人妻となったその人への悲恋から、他人の運命を損なったとして勘当され、遊女と酒に浸る。善鸞の偽善のない誠実さに打たれた親鸞の弟子唯円(ゆいえん)は父子の和解を図るが、自らも遊女かえでとの恋に陥り、師の導きで仏門に入った彼女と結ばれる。善鸞は、仏を信ずるかとの父の臨終の問いに、苦しげにまだわからないと答える。親鸞は柔らかな表情で、それを肯定する。純粋な浄土真宗思想と異なり、キリスト教的色彩も濃く、恋愛と性欲の相克という現世的課題と、みずみずしい情感が、若い感動をよんだ。英語、ドイツ語、フランス語、中国語に訳され、ロマン・ロランの激賞を受けた。
[高橋新太郎]
『『出家とその弟子』(岩波文庫・旺文社文庫・角川文庫・新潮文庫)』
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
…1913年結核にかかり一高を退学,療養生活ののち西田天香の一灯園に入る。16年から17年にかけて《白樺》の衛星誌《生命の川》に戯曲《出家とその弟子》を発表,岩波書店より刊行され,広く読まれた。その後《白樺》誌上で活躍,書きためていた評論,感想をまとめて《愛と認識との出発》と題し,21年岩波書店より刊行した。…
※「出家とその弟子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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