構造・機能的分析(読み)こうぞう・きのうてきぶんせき(その他表記)structural-functional analysis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「構造・機能的分析」の意味・わかりやすい解説

構造・機能的分析
こうぞう・きのうてきぶんせき
structural-functional analysis

社会体系の分析を行う一手法。社会体系の諸構成要素の成り立ちを諸変数間の機能的な相関関係として定式化し,そこにみられる要素間の機能上の相互依存関係が相対的な恒常性をもつ場合,その仕組みなり,あり方なりを構造と呼ぶ。この相対的に安定した構造の維持に対する諸構成要素の寄与,貢献の動態を機能と規定する。そこでまず社会体系の存続,発展に関する機能要件をとらえ,システムの要素間の機能的相互依存関係のパターンを明らかにしていく。こうして構造と機能両者の側面から社会体系の静態的なあるいは動態的な分析を行う手法が広く構造・機能的分析と呼ばれる。その最も精緻な定式化は T.パーソンズによってなされた。

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