最新 地学事典 「構造発達史」の解説
こうぞうはったつし
構造発達史
geotectonic history ,tectonic history
地殻の構造の発達過程を考究する地質学の一分野。造構史とも。または主として構造地質学的方法により明らかにされた地球表層部あるいは一地域の歴史。地史の一部をなし,生物史を除いた狭義の地史の意味に用いられることもある。地球内部に起因する構造運動・火成作用・変成作用や地球表層に働く諸要因による堆積作用の,地域的・時間的変遷の総合的な理解を目的とする。1970年以降は,プレートテクトニクスに基づいてグローバルな観点から構造発達史も研究されるようになった。
執筆者:絈野 義夫・天野 一男
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

