槍奉行(読み)ヤリブギョウ

デジタル大辞泉 「槍奉行」の意味・読み・例文・類語

やり‐ぶぎょう〔‐ブギヤウ〕【×槍奉行】

武家時代、槍を持つ一隊を率いる人。長柄ながえ奉行
江戸幕府職名老中支配に属し、長柄同心および八王子千人組頭を統轄した。

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精選版 日本国語大辞典 「槍奉行」の意味・読み・例文・類語

やり‐ぶぎょう‥ブギャウ【槍奉行】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 武家職制で、槍を持つ一隊を預かる職。長柄大将。槍大将。〔甲陽軍鑑(17C初)〕
  3. 江戸幕府の職名。老中の支配に属し、長柄槍組同心および八王子在住の千人同心頭を統轄。二千石高、菊の間南敷居外詰。定員三~五名、西丸は一名。属僚に同心が各一〇名ずつあった。〔柳営秘鑑(1743)〕

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