槙峰銅山跡(読み)まきみねどうざんあと

日本歴史地名大系 「槙峰銅山跡」の解説

槙峰銅山跡
まきみねどうざんあと

[現在地名]北方町未

北方町の西部日之影ひのかげ町との境の槙峰にある。牧峰・巻峰とも記す。明暦三年(一六五七)の発見と伝えられ、享保一六年(一七三一)の甲斐恒右衛門日記(矢津田家文書)には富山屋又三郎の経営とある。江戸時代後期の諸国銅山見分控(住友修史室蔵)の「槙峯銅山」の項に、「日平銅山ト同ジ筋」とあり、文化一五年(一八一八)に見分し、「石アルモ今ノ銅値段デハ引合ハズ、時期見ルヘシ」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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