槙田和村(読み)まきがたわむら

日本歴史地名大系 「槙田和村」の解説

槙田和村
まきがたわむら

[現在地名]下山村花沢はなざわ

標高六一一メートルの六所ろくしよ(現豊田市)の南麓に位置し、ともえ川の支流郡界ぐんかい川に注ぐ土々目木どどめき川に沿う。東は大沼おおぬま村、南は切二木きぶたぎ村、西から北へかけて現豊田市に接する。集落は小起伏面上の山麓点在。天保郷帳には記載がない。旧高旧領取調帳によると、高七九石余で領主は松平太郎となっている。長禄年間(一四五七―六〇)酒井幸右衛門忠清が開墾に着手し、永禄年間以来、代々松平太郎左衛門の所領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android