樋口竜峡(読み)ひぐち りゅうきょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「樋口竜峡」の解説

樋口竜峡 ひぐち-りゅうきょう

1875-1929 明治-昭和時代前期の評論家,政治家。
明治8年5月14日生まれ。日夏耿之介(ひなつ-こうのすけ)の叔父。明治42年後藤宙外らと文芸革新会を結成,自然主義派と対立した。44年から大隈重信(おおくま-しげのぶ)主宰の雑誌「新日本」を永井柳太郎と編集。大正4年衆議院議員(当選5回)。昭和4年6月6日死去。55歳。長野県出身。東京帝大卒。本名は秀雄。著作に「時代と文芸」「近代思想解剖」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む