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標準楕円体 ひょうじゅんだえんたいreference ellipsoid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

標準楕円体
ひょうじゅんだえんたい
reference ellipsoid

地球の形は楕円体に近いので,地球の形を表わすのに,しばしば現実の地球の形に近い回転楕円体を使う。それを地球楕円体という。測量や地図作成のときは,1つの地球楕円体を定めて位置を決定し,1つの水準面を定めて地球表面の凹凸などの複雑な形状を記述する。このとき,その水準面に接するような地球楕円体を標準楕円体あるいは基準楕円体,準拠楕円体という。各国において水準面としてとる平均海水面が異なるので標準楕円体も各国で異なるが,日本の場合は赤道半径 637万 7397.155m,扁平率1/299.2のベッセル楕円体を採用している。国際的には,国際測地学および地球物理学連合が赤道半径 637万 8160m,扁平率1/298.25の楕円体を 1967年に「1967年標準楕円体」 Reference Ellipsoid 1967として採用していたが,79年 12月にキャンベラで開催された国際測地学および地球物理学連合の第 17回総会で,新しい測地基準系 1980に置き換えることを決めた。その結果赤道半径は 637万 8137±2m,扁平率は1/298.257±1に変更された。

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