ベッセル楕円体(読み)ベッセルダエンタイ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベッセル楕円体」の意味・わかりやすい解説

ベッセル楕円体
ベッセルだえんたい
Bessel ellipsoid

F.ベッセルが算出して定めた地球形状。ドイツ,フランスインドスウェーデンロシアなどの諸国で行われた 10個の弧長測量 (子午線測量) の結果から,1841年にその算出結果を発表した。その定数赤道半径 637万 7397.155m,極半径 635万 6079.0m,扁平率1:299.152813である。日本はこの楕円体を測量の基準とすることを,測量法第 11条で定めている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む