横山勝太郎(読み)ヨコヤマ カツタロウ

20世紀日本人名事典 「横山勝太郎」の解説

横山 勝太郎
ヨコヤマ カツタロウ

明治〜昭和期の弁護士 衆院議員(民政党)。



生年
明治10(1877)年11月15日

没年
昭和6(1931)年5月12日

出生地
広島県比婆郡東城町

学歴〔年〕
日本法律学校〔明治33年〕卒

主な受賞名〔年〕
正五位勲三等

経歴
明治35年判検事試験に合格司法官となり山口地方裁判所判事に。36年広島で弁護士開業、37年東京に事務所を開設。大正3年市会議員、6年以来衆院議員当選5回、民政党に属した。9年東京市の瓦斯疑獄では単独辞職。この間、東京弁護士会長、憲政会政調会長、幹事長総務、民政党代議士会長などを務め、昭和4年浜口雄幸内閣の商工政務次官となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「横山勝太郎」の解説

横山 勝太郎
ヨコヤマ カツタロウ


肩書
衆院議員(民政党)

生年月日
明治10年11月15日

出生地
広島県比婆郡東城町

学歴
日本法律学校〔明治33年〕卒

経歴
明治35年判検事試験に合格、司法官となり山口地方裁判所判事に。36年広島で弁護士開業、37年東京に事務所を開設。大正3年市会議員、6年以来衆院議員当選5回、民政党に属した。9年東京市の瓦斯疑獄では単独辞職。この間、東京弁護士会長、憲政会政調会長、幹事長、総務、民政党代議士会長などを務め、昭和4年浜口雄幸内閣の商工政務次官となった。

受賞
正五位勲三等

没年月日
昭和6年5月12日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「横山勝太郎」の解説

横山勝太郎 よこやま-かつたろう

1877-1931 明治-昭和時代前期の弁護士,政治家
明治10年11月15日生まれ。山口地方裁判所判事をへて広島,東京で弁護士として活動。大正3年東京市会議員,6年衆議院議員(当選5回,民政党)となる。昭和4年商工政務次官。東京弁護士会会長。昭和6年5月12日死去。55歳。広島県出身。日本法律学校(現日大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の横山勝太郎の言及

【革進会争議】より

…この年は第1次世界大戦後の異常な物価騰貴が続く中で労働組合運動が初めて本格的な高揚を見せたが,新聞界でも6月17日東京の日刊新聞16社の印刷工で組織した史上初の新聞労働組合〈新聞印刷工組合革進会〉が誕生。会長横山勝太郎(憲政会代議士),顧問加藤勘十。7月下旬革進会加盟の《東京日日新聞》印刷工が最低賃金大幅引上げ,8時間労働2部制などを会社側に要求したのをきっかけに,《万朝報》《読売新聞》《時事新報》など各社印刷工も相次いで同様の要求を提出。…

※「横山勝太郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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