横恣(読み)オウシ

デジタル大辞泉 「横恣」の意味・読み・例文・類語

おう‐し〔ワウ‐〕【横恣】

[名・形動]ほしいままなこと。勝手気ままなこと。また、そのさま。「大国横恣な振る舞い」

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精選版 日本国語大辞典 「横恣」の意味・読み・例文・類語

おう‐しワウ‥【横恣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 勝手気ままなこと。わがままなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「其勢益張、奔放横肆、洋洋乎呉楚東南之域」(出典空華集(1359‐68頃)一一・賀誓大信住曹源頌軸序)
    2. 「生徒をして実誠なる心なく、謾に横恣に長ぜしめ」(出典:彼日氏教授論(1876)〈ファン=カステール訳〉九)
    3. [その他の文献]〔史記‐灌夫伝〕

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普及版 字通 「横恣」の読み・字形・画数・意味

【横恣】おう(わう)し

勝手気まま。〔論衡、禍虚〕恣にして而もに罹(かか)らず、に順ひてふこと多し。

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