横畠村(読み)よこばたけむら

日本歴史地名大系 「横畠村」の解説

横畠村
よこばたけむら

[現在地名]越知町横畠

黒森くろもり(一〇一七メートル)南麓から仁淀によど川左岸にかけた村で吾川あがわ郡に属した。「土佐州郡志」に「東限自予州出川流、西限狩山村、南限自予州出川流、北限鎌井田村、東西五十町余南北三十町余、其ノ土赤白」とある。村内を南北に松山街道が貫通、南の今成いまなり村から黒森山南稜を縫って大崎おおさき(現吾川郡吾川村)朽木くちき峠に至る。仁淀川東方対岸高岡郡宮地みやじ村との間に堂岡下宮どうのかしもみや渡、西方対岸同郡野老山ところやま村との間には筏津いかなづ渡がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android