デジタル大辞泉
「横縫」の意味・読み・例文・類語
よこ‐ぬい〔‐ぬひ〕【横縫】
1 兜の鉢付けの板を鉢にとじつけた革ひも、または糸。
2 鎧の胴と草摺とを縫い合わせた革ひも、または糸。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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よこ‐ぬい‥ぬひ【横縫】
- 〘 名詞 〙
- ① 兜の鉢付の板を鉢に綴じつけること。また、その緒。
- [初出の実例]「甲の真向より眉間の脳を砕て、鉢著の板の横縫(ヨコヌイ)きれて」(出典:太平記(14C後)一七)
- ② 鎧(よろい)の札(さね)と札を重ねて横に並列し、革緒でからげて縫いつなぐこと。また、縫いつなぐ緒のこと。よこがらみ。
- [初出の実例]「大力にひかれて、よこぬひ草摺こらへず、一度に切れて」(出典:曾我物語(南北朝頃)六)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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