横舵(読み)オウダ

関連語 ポンプ 名詞

精選版 日本国語大辞典 「横舵」の意味・読み・例文・類語

おう‐だワウ‥【横舵】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 潜水艦の後方にある水平舵。前方にある潜舵とともに、艦を潜水、浮上させる。
    1. [初出の実例]「其多数は、『水バラスト』とか、横舵(ワウダ)、縦舵の改良とか、其他排気啣筒(ポンプ)や、浮沈機等に尠少(いささか)ばかりの改良を加へたのみで」(出典海底軍艦(1900)〈押川春浪〉一五)
  3. 魚雷の水平舵。後部に取付けられ、自動調節装置によって魚雷を一定の深度に保つ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android