鮮少(読み)センショウ

デジタル大辞泉 「鮮少」の意味・読み・例文・類語

せん‐しょう〔‐セウ〕【鮮少/×尠少】

[名・形動]非常に少ないこと。また、そのさま。わずか。「―な事例

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精選版 日本国語大辞典 「鮮少」の意味・読み・例文・類語

せん‐しょう‥セウ【鮮少・尠少】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 非常に少ないこと。わずかなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「昔は人家鮮少(センせう)にして静なる所にやありけん」(出典地蔵菩薩霊験記(16C後)四)
    2. [その他の文献]〔国語‐楚語上〕

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普及版 字通 「鮮少」の読み・字形・画数・意味

【鮮少】せんしよう(せう)

少ない。唐・韓〔李愿の盤谷に帰るを送る序〕太行の陽(みなみ)に盤谷り。盤谷の、泉甘く土肥ゆ。し、居民鮮少なり。或いは曰ふ、是の谷や、宅幽にして勢阻(けは)しく、隱の盤旋するなりと。友人李愿、之れに居る。

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【尠少】せんしよう(せう)

非常に少ない。〔易林、恒之〕馬を販(ひさ)ぎて牛を買ふ。しきに會ひて休(や)む。利得尠少にして、留して憂ひを爲す。

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