横鍛冶町(よこかじちよう)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「横鍛冶町」の解説

中京区丸太町通西洞院西入

丸太町（まるたまち）通（旧春日小路）を挟む両側町。町の中央を南北に小川（おがわ）通が通る。

平安京の条坊では、町の北側は左京二条二坊四保一六町の南、南側は左京二条二坊四保一五町の地にあたる。平安中期以降は春日西洞院大路の西にあたる。また高陽院の敷地内であった（拾芥抄）。

町名は、寛永一四年（一六三七）洛中絵図に「横かじ屋町」とある。筆描図系では、寛文後期洛中洛外之絵図に「鍛冶や丁」、寛文末洛中洛外大図に「横鍛冶や丁」、天明六年（一七八六）京都洛中洛外絵図に「横鍛冶丁」と記す。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

今日のキーワード

〘名詞〙年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《季語・冬》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典：浄瑠璃・新版歌祭文（お染久松）（1780）油...