樫田北岸(読み)かしだ ほくがん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「樫田北岸」の解説

樫田北岸 かしだ-ほくがん

1757-1794 江戸時代中期-後期の医師,儒者
宝暦7年1月25日生まれ。大田錦城の兄。加賀(石川県)大聖寺(だいしょうじ)藩医。安永7年(1778)父の跡をつぎ,前田利精(としあき)・利物(としたね)・利考(としやす)の3代の藩主につかえる。生け花をよくし,とくに瓶花(へいか)にすぐれた。寛政6年8月21日死去。38歳。加賀出身。名は命真。字(あざな)は伯恒(はくこう),君岷(くんみん)。通称は順格。別号に竹隠。著作に「旗山集」「瓶花菴集」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む