デジタル大辞泉 「樹冠火」の意味・読み・例文・類語 じゅかん‐か〔ジユクワンクワ〕【樹冠火】 森林火災の一。樹冠が燃え、樹木全体が炎に包まれるもの。スギ、ヒノキ、アカマツなどの針葉樹で起こりやすく、広葉樹林ではあまりみられない。炎の高さは20~30メートルに達し、勢いも強い。風によって飛び火し、延焼が拡大することもしばしばみられる。消火は非常に困難で、被害も甚大になる。地表火から広がることが多い。→樹幹火 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例