樺太残留邦人

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樺太残留邦人

太平洋戦争の終戦後、樺太(現ロシア・サハリン)から日本本土へ引き揚げられず、残留を余儀なくされた日本人。国や日本サハリン協会の支援で1991年以降、同伴家族も含め136世帯307人が永住帰国した。北海道在住者が過半数を占める。永住帰国者は公営住宅入居が可能で、条件を満たせば老齢基礎年金満額受給できる。終戦時の残留邦人は約40万人とされ、大部分が59年までに集団引き揚げで帰国。同協会がサハリンで消息をつかめているのは約50人。

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