20世紀日本人名事典 「橋口隆吉」の解説
橋口 隆吉
ハシグチ リュウキチ
- 生年
- 大正3(1914)年8月23日
- 没年
- 平成8(1996)年10月4日
- 出生地
- 神奈川県
- 学歴〔年〕
- 東京帝国大学工学部冶金学科〔昭和14年〕卒
- 学位〔年〕
- 工学博士
- 主な受賞名〔年〕
- 日本金属学会功績賞〔昭和23年〕,日本金属学会金属組織写真賞〔昭和40年〕「純鉄中の転位に関する三部作」,西山賞〔昭和49年〕「金属結晶格子欠陥の内部摩擦現象の研究」,日本鉄鋼協会事業功労賞〔昭和50年〕,日本学士院賞〔昭和51年〕「内部摩擦による金属材料の研究」,日本金属学会賞〔昭和56年〕,本多記念賞(第23回)〔昭和57年〕,勲二等瑞宝章〔昭和62年〕
- 経歴
- 昭和20年東京大学工学部助教授、29年教授。50年退官して名誉教授、50年東京理科大学教授。51〜55年工学部長を務めた。金属物理学における格子欠陥の研究での第一人者。日本の核融合炉材料開発の立ち上げでは指導的役割を果たした。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報