橋本竜太郎(読み)はしもと りゅうたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橋本竜太郎」の解説

橋本竜太郎 はしもと-りゅうたろう

1937-2006 昭和後期-平成時代の政治家。
昭和12年7月29日生まれ。橋本竜伍(りょうご)の長男。橋本大二郎の異母兄。昭和38年26歳で衆議院議員となる(当選14回,自民党)。厚相,運輸相,党幹事長,蔵相(3回),党政調会長などを歴任。平成7年党総裁となり,8年村山連立内閣のあとをつぎ,首相。同年自民党単独で第2次内閣を組閣。10年退陣。12年小渕派を継承し橋本派とする。同年第2次森改造内閣で沖縄・北方庁長官および行革担当相に就任。17年引退。平成18年7月1日死去。68歳。東京出身。慶大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の橋本竜太郎の言及

【55年体制】より

… その後,細川,羽田孜の非自民連立政権を経て,94年6月に自民,社会,さきがけの3党による村山富市連立政権が成立し,自民党は政権に復帰したが,政党配置図の変転はさらに続いた。まず,94年12月に新生党,日本新党,公明党,民社党が合体して,新進党が結成され,96年1月には自民党主導の橋本竜太郎政権が成立し,同年9月には,さきがけと社民党(1996年1月に社会党は党名を変更)からの離党者を軸に鳩山由紀夫,菅直人を双頭のリーダーとして民主党が作られた。このような政党配置図の変転をさらに刺激したのが,政治改革の一つの成果として94年に導入された衆院議員選挙のための小選挙区比例代表並立制(〈比例代表制〉の項を参照)にほかならない。…

※「橋本竜太郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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