組閣(読み)そかく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

組閣
そかく

総理大臣が新しい内閣織すること。自民党による単独政権時代の組閣は,自民党の人事更新の一環として1年ごとに行われるのが慣例で,それに連動して自民党の役員や政府のその他の役職も交代した。組閣には各派の党内権力に対する思惑が入り乱れ,円滑には進まないことも多かった。連立内閣では,内閣総理大臣内閣官房長官,各党代表による組閣本部が人選にあたる場合が多い。国務大臣総数は 1974年以来 20名以内と定められ,そのうち参議院からは3名が入閣することが慣例化している。それも含めて各党各派への閣僚配分数は,おおむね党派の規模に比例する形で決められる。

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知恵蔵の解説

組閣

内閣総理大臣が、自らの内閣を組織することを組閣という。首相官房長官、(連立)与党代表者によって組閣本部がつくられる。名簿が確定すると順次、議員などの就任予定者が呼び出され、総理大臣によって国務大臣に任命される。通常、国務大臣は総理大臣と共に皇居に向かい、憲法第7条5項に定められた天皇の国事行為である国務大臣の認証儀式に臨む。この場合、内閣総理大臣が新たに衆議院で指名された者である時には、総理大臣の任命式が先に行われ、続いて認証式となる。

(新藤宗幸 千葉大学法経学部教授 / 2007年)

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デジタル大辞泉の解説

そ‐かく【組閣】

[名](スル)内閣を組織すること。「人材をすぐって組閣する」

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精選版 日本国語大辞典の解説

そ‐かく【組閣】

〘名〙 内閣を組織すること。〔大増補改版新らしい言葉の字引(1925)〕

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世界大百科事典内の組閣の言及

【内閣】より

…日本やイギリスなど議院内閣制の国では国家行政の最高機関である。その会議を閣議,構成員を閣僚,首相が閣僚を選任し内閣を組織することを組閣という。衆議院や下院の議席の過半数を占める政党の党首が首相となるのが現代政党内閣制の通則であり,過半数政党のない場合等には,政策協定を基礎に2党以上から閣僚が出て連立内閣が形成されるか,閣僚は出さずに政策協定等を基に内閣に協力する閣外協力が行われる。…

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