機能神(読み)きのうしん(その他表記)functional god

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「機能神」の意味・わかりやすい解説

機能神
きのうしん
functional god

宗教学における神観念の分類の一つ。多神教の神々のなかでそれぞれの役割,機能が分化されているものをいう。特定の役割を果したり,その役割を守護すると考えられる神。農耕の神,漁労の神,戦いの神などをさす。

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世界大百科事典(旧版)内の機能神の言及

【神】より

…自然神とは日月星辰や風雨雷雲のような天体・気象現象を神格化したものであり,また木石や山水に精霊の存在を認めてこれを聖化したものである。つぎに人間神は人間を神格化した一群で,一般に男神・女神,善神・悪神,創造神・破壊神,英雄神・文化神などを指し,同時に人間の生活機能をつかさどる農神・工神,狩猟神・漁労神などの機能神や,共同体の繁栄と運命をつかさどる守護神などもここに含められる。また人間神のうち重要な役割を果たしているのが死者の霊を神格化した祖先神である。…

※「機能神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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