橡餠(読み)とちもち

精選版 日本国語大辞典 「橡餠」の意味・読み・例文・類語

とち‐もち【橡餠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 橡の実をつき混ぜて作った黒赤色の餠。とちもちい。とちのもち。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「粟餠黍餠松餠薇餠荼(とち)餠廿鉢」(出典異制庭訓往来(14C中))
  3. ハイノキの葉の灰汁で染めた米で作った黄色の餠。〔筑前国続風土記(1703)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む