檜原下村(読み)きそのはらしもむら

日本歴史地名大系 「檜原下村」の解説

檜原下村
きそのはらしもむら

[現在地名]津名町木曾下きそしも

檜原上村の西にあり、南は上畑かんばた村。南北に開けた谷間の村。正保国絵図に檜曾原下村とみえ、高三三九石余。天保郷帳では檜原下村とあり、高五六二石余。王子組に属し、反別戸数取調書では反別一八町七反余、高七六三石余、うち蔵入高六九七石余、六五石余が大屋予三郎ら二名の給知。ほかに檜原上村春日社領六斗余があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android