櫃石島古墳群(読み)ひついしじまこふんぐん

日本歴史地名大系 「櫃石島古墳群」の解説

櫃石島古墳群
ひついしじまこふんぐん

[現在地名]坂出市櫃石

櫃石島の南寄りのタテハの丘陵に二基、長崎ながさき鼻に一基の後期古墳があり、長崎古墳は発掘調査が行われている。主体部は横穴式石室で、三一点の須恵器のほか金環・水晶製切子玉などの装身具鉄鏃などが出土。また属島の歩渡ぶと島でも一基の後期古墳と三基の組合せ箱式石棺が検出され、一号石棺からは直径六・九センチの櫛歯重圏文鏡と刀子一点が出土。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 築造 大浦

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む