精選版 日本国語大辞典 「櫓物」の意味・読み・例文・類語 やぐら‐もの【櫓物・矢倉物】 〘 名詞 〙① 江戸時代、瓦の大きさによる分類の一つ。小さいのを長屋物、次を広間物というのに対して、大きい瓦をいう。② 近世の軍船のうち、総やぐら・半やぐら・艫やぐらのいずれかを設けた関船をいう。[初出の実例]「矢倉物唐階、如此、但見附の様子好数品也」(出典:席船諸名集図解) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例