…それでも侍従の人数はしだいに増加し,《官職秘鈔》によると,9人となり,さらに10人から20人に増えたという。また儀式や宴会に際して天皇の側近に供奉するには,正規の侍従だけでは足りないため,臨時に次侍従などが任ぜられた。次侍従は《続日本紀》宝亀元年(770)にはじめて見え,《延喜式》にその定員は正規の侍従を含め100人を限度とすると定められている。…
※「次侍従」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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