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八省 ハッショウ

百科事典マイペディアの解説

八省【はっしょう】

古代律令制度における中央行政組織。太政官(だいじょうかん)下の八つの政務分担機構で,中務(なかつかさ)省式部省治部省民部省左弁官局兵部(ひょうぶ)省刑部(ぎょうぶ)省大蔵省宮内省右弁官局に属し,四等官(しとうかん)は(かみ)・輔(すけ)・丞(じょう)・録(さかん)。

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大辞林 第三版の解説

はっしょう【八省】

律令制で、太政官に置かれた八つの中央行政官庁。すなわち、中務なかつかさ・式部・治部じぶ・民部・兵部ひようぶ・刑部ぎようぶ・大蔵・宮内くないの各省の称。やつのすぶるつかさ。
「八省院」の略。 「(男ヲ)曳き張りて上様へ将て行きて、-に将て入りぬ/今昔 16

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世界大百科事典内の八省の言及

【二官八省】より

…日本古代の律令制の官庁組織をいう語。狭義には太政官(だいじようかん),神祇官(じんぎかん)の二官と中務(なかつかさ)省式部(しきぶ)省治部(じぶ)省民部(みんぶ)省兵部(ひようぶ)省刑部(ぎようぶ)省大蔵(おおくら)省宮内(くない)省の八省を指すが,広義には,この二官・八省に統轄される八省被管の職・寮・司や弾正台(だんじようだい),衛府(えふ)などの中央官庁および大宰府(だざいふ)や諸国などの地方官庁を含む律令制の全官庁組織の総体をいい,ふつうは後者の意味で用いる。このような官庁組織は,7世紀後半から8世紀初めにかけて形成された。…

※「八省」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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